1階は主に0、1、2歳児クラスが生活します。
常に子どもたちの手の届くところに、発達に添った玩具を配置しています。いつでも取り出せるところに玩具がきれいに並んでいることで、主体的に遊ぶことができます。
また、食事をする場所、お昼寝をする場所、オムツを交換する場所等、空間によって役割を決めています。そうすることで生活に決まりがあるということを知り、自然と守れるようになってきます。
毎日、同じ場所でご飯を食べ、お昼寝をするといった生活の流れが身に付くことで、見通しをもって安心した生活を送ることができます。
2階は、3、4、5歳児クラスと一時預かり保育の子どもが生活します。3、4、5歳児クラスは同じ空間で生活をします。遊びを中心としながら、その中で異年齢グループでの活動や年齢ごとの活動が加わり、自由遊びの幅を広げていきます。本来「遊び」は子ども達の中で継承されてきました。「学ぶことは真似ること」と言います。大人から一方的に教わるのではなく、子ども同士の関わりの中で主体的に成長していける環境を目指しています。
春には、子ども達の育てる野菜の苗がたくさん並び、夏はそれらを収穫したり、思い切りどろんこ遊びを楽しみます。泥遊びは、充実感や達成感を味わうことができ、自信や自己肯定感にもつながっていくと言われています。
小さな園庭ですが、子ども達にとってはかけがえの無い場所です。