食への取組
[食器〕
幼児クラスの食器は、陶磁器のものを使用しています。重さと安定感があり、陶磁器本来のぬくもりが感じられます。本物を使うことで丁寧な扱いや、食事のマナーを身に着けることができます。
[ユニバーサルプレート]
離乳食が終わった乳児クラスでは、ワンプレート皿(ユニバーサルプレート)を使用します。
お皿の端に丸みを帯びた返しがあることですくいやすく、子どもの「食べたい」「ひとりでできる」「楽しい」という気持ちを食器の面からも支えます。
0歳~3歳児クラス後半まで使用し、幼児クラスの陶磁器食器に移行していきます。
[とっての無いコップ]
一見安定感が無さそうなコップですが、とってが無いことで両手でしっかり持つことができます。こちらも陶磁器で重さがありますが、そのぶん丁寧な扱いが身につきます。
「お箸」
お箸は4歳児クラスの後半から、少しずつ使い始めます。「早くできる」ではなく「しっかりとできる」ことを目標にしています。ある程度指先が器用になってから正しい方法を伝えていくことで、しっかりとした持ち方が身に付きやすくなります。
子ども達が食に関心を持ち、食べることが大好きになってもらえるように様々な食育活動を行っています。
「絵本給食」
子ども達のリクエストにより、絵本の中に登場するお料理を給食で再現します。今まで「ぐりとぐら」「ロールパンバス」「うちにかえったガラゴ」などに出てくるお料理を給食で出しました。子ども達は驚いたり楽しんだり、とても好評でした。
「カレーライス作り」
年長になると、少しずつ包丁の練習をしていきます。簡単なきゅうりを切ることから始め、なす、人参などいろいろな野菜を切ってお味噌汁等を作ります。その集大成として年度末に自分達でカレーライスを作ります。
「給食のお手伝い」
子どもたちに、とうもろこし・そらまめ・玉ねぎ・人参などの皮むきをお願いしています。野菜に直接触れることで、野菜に興味を持ったり、自ら給食づくりに参加した!という事で食べる意欲が変わってきます。